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国指定重要無形民俗文化財~滝宮念仏踊り~
2018/08/18
今回ご紹介いたしますのは、国指定重要無形民俗文化財にも指定されている
『滝宮念仏踊り』です。

~滝宮念仏踊りの由来~
菅原道真公が讃岐の国司を務められていた時、雨が全く降らず
大飢饉に見舞われていました。
道真公は人民の苦しみを救うため、自ら身命を賭して城山に登り
断食七日七夜、一身を神に捧げ、祈雨の願文を奏して人民の困苦を
救済することを祈られました。
すると、道真公の祈りが通じ、待望の雨が三日三晩降り続きました。
慈雨に喜ぶ国民は老若男女問わず国司の邸に群集し歓喜の余り踊り舞いつつ、道真公に感謝を表し、これが滝宮念仏踊りの起源とされています。
その後、法然上人により振付を新しくして現在の形となっています。

この念仏踊りの奉納は、綾歌郡綾川町内の11組ある踊り組より毎年3組ずつ
行われていますが、5年に1度全11組が奉納する「総踊り」が行われます。
今年はその「総踊り」の年です。
この機会にぜひ、1,000年以上続く雨乞いと五穀豊穣を願う神事を
ご覧になってみてくださいね。


開催日時:2018年8月25日(土)
     滝宮神社   8:30~
     滝宮天満宮 13:30~