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古のロマンのまち「さかいで」~西行法師ゆかりの地~
2017/07/05
今回の宿ブログでは、坂出市にゆかりの深い偉人をご紹介いたします。

本日は、50歳の時に崇徳上皇の鎮魂と弘法大師空海の聖地探訪の為、
四国を巡礼した「西行法師」です。
西行法師は、祖先が藤原鎌足と裕福な家に生まれました。
文武両道・容姿端麗だった西行は22歳の若さでエリートコースを捨て、
出家しています。
西行法師のゆかりの地は坂出に7ヶ所あります。

*西行庵
西行法師が仮住まいをした伝説が残っています。
現在坂出市旧王越出張所の裏手にありますが、かつては少し下の池のそばに建てられていたといわれています。
2本の松が立ち並び、その1本が池を覆っていたそうです。現在はみを坂の林の碑が建っているだけでその姿を見ることはできません。

*西行法師顕彰会による歌碑
鎌の刃越に行くまでの道の脇に、西行法師の歌碑が建てられています。
※イノシシ出没の危険性有の為、現地への侵入はお控えください。

*鎌の刃越
西行法師が白峯御陵へ行く際に通った道がこの鎌の刃越えと呼ばれる
峠道です。

*西行法師の腰掛石
青海町向の荒神社すぐ横に現在も西行法師の腰掛石が残っています。
白峯御陵へ向かう途中、ここで休憩していたのではないでしょうか。

*西行法師の道
白峯御陵を訪れた時に通ったとされる、青海神社から白峯御陵までの
約1.34㎞の参道です。
現在は西行法師と崇徳上皇の歌を刻んだ八十八基の歌碑と
石灯籠九十三基が並んでいます。
春には桜の名所にもなっています。

*白峯寺
ここには、石の上に座った西行法師の石像があります。
石像のある石は、西行法師の腰掛石と伝えられていたもので、その上に安置されています。

*白峯御陵
白峯御陵を訪れた際、御陵の前に座り読経を繰り返し、
「よしや君 昔の玉の 床とても かからん後は 何にかはせん」
と詠い、崇徳上皇の霊を慰めたといわれています。


○アクセス○
坂出駅から車で約30分


ぜひ坂出ゆかりの偉人の足跡を訪ねてみてくださいね!