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古のロマンのまち「さかいで」 崇徳上皇ゆかりの地③
2017/08/20
今回の宿ブログでは、坂出市にゆかりの深い偉人をご紹介いたします。

本日は、先日ご紹介たしました「崇徳上皇」の第3弾です。
坂出市のゆかりの地を6ヶ所ご紹介いたします。

*柳田*
JR予讃線の線路沿いに小さな碑があります。
ここは崇徳上皇が殺害された場所と伝えられています。
崇徳上皇が鼓岡を襲撃された際、柳の木の穴に身を潜めましたが、
その姿が池の水面に映ってしまい、見つかってしまい殺害されたとされています。
その後、この地に柳を植えても育たなくなったといわれています。

讃岐府中駅から徒歩12分

*八十場の清水*
崇徳上皇が崩御され、都からの指示を待つ際、夏の暑い時期だったため
遺体が腐敗することを避けるため古来より霊泉と伝えられている八十場の清水に浸したといわれています。
今でも、夏には涼を求めて多くの人が訪れ、名物のところてんも一緒に親しまれています。

八十場駅から徒歩7分

*高家神社*
崇徳上皇のの遺体を運ぶ途中、いったん棺を休めていたところ
雷鳴をともなう風雨になり、棺を置いた石には血が滴りおちたと伝えられています。
村人たちはこれを恐れ、上皇の葬祭のあと高家神社の境内に石を納め、上皇の御霊を合祀しました。
このことから別名「血の宮」とも呼ばれています。

坂出駅から車で約20分

*白峯寺*
四国霊場第81番札所で、崇徳上皇の廟である他、隣には御陵もあり、
崇徳上皇ゆかりの寺とされています。

坂出駅から車で約30分

*頓証寺殿*
崇徳上皇の菩提を弔うため、上皇の御所であった木ノ丸殿をここに移したものと伝わっています。
現在の建物は、1680年に初代高松藩主松平頼重により再建されたものです。

坂出駅から車で約30分

*玉章の木*
崇徳上皇が鼓岡で過ごしていたころ、ホトトギスの声を聞いて詠んだ
「鳴けば聞く 聞けば都の 恋しきに この里過ぎよ 山ほととぎす」
をホトトギスが聞き、ケヤキの大樹の葉を巻いてくちばしをさし入れ、声がもれないようにして鳴いたといわれています。
元々樹齢800年を越える木でしたが、枯れてしまい現在は新しいケヤキの木が植えられています。
古木は香川県五色台自然科学館に寄贈されています。

坂出駅から車で約30分